明治23年(1890年)旧福山藩主阿部家の育英事業として設立、旧福山藩から上京勉学する男子学生の寄宿寮として134年間に経営され、戦後は財団法人改組されましたが、今日まで郷土出身の幾多の人材を輩出した由緒ある学生寮です。
(約1,600名)
卒業生(亡くなられた著名な先輩)
三谷一二(明治23年入舎・第4代福山市長)
徳永 豊(大正3年入舎・元福山市長)
藤井正男(昭和3年入舎・元福山市長)
丸山鶴吉(明治36年入舎・元警視総監)
宮澤 裕(明治40年入舎・元衆議院議員)
森戸辰男(明治44年入舎・元文部大臣)
葛原しげる(明治37年入舎・童話作家)
井伏鱒二(大正7年入舎・作家)
都内の下宿やアパート・マンションと学生寮の違いは
@修学の場所(緊張):門限(午後11時)自習時間帯(午後8時以降)の設定、先輩の学習方法や青春のアドバイスを受けることで、核家族化や少子化による仲間の絆や思いやりなどの実体験を得る機会
誠之舎の主な行事は新入生歓迎会、卒業生送別会、海での夏合宿、山での冬合宿、寮祭等
A安息の場所(緩和):7畳37室37名の個室。心の健康を保つために、好きなことを好きなときに過ごせるし、大風呂で先輩・後輩が一緒に入浴してリラックスした気分を作る。 ソフトボールやサッカーのチームを編成して早朝練習や対抗戦に出場する。大学の現役選手も混じってチームを作る年もある。
B社会的躾の場所(鞭):団体生活の縦と横の人間関係に不快を生じさせないためのエチケットやマナーの指導(社会人としてのルールを自然に学ぶ)の場所
C友情育成の場所(飴):個人的、閉鎖的、自由放縦なワンルームマンションで4年間過ごす学生よりも、同じ屋根の下で、同じ食事をしたものでないと分からない熱い友情が生れる 。
送別会・歓迎会に先輩を招待して、先輩と舎生の懇親を深め舎生の励みとなるよう計画しています。
3年生には就職活動が始まる前に「就活の心構え」について講師をお願いして指導しています。また銀行等地元企業を招聘して企業説明会を昨年度同様に誠之舎で実施する予定です。
日時 | 内容 | 場所 |
---|---|---|
4月 | 新入生歓迎会 | 誠之舎食堂 |
春・秋 | ソフトボール大会 | 未定 |
夏・冬 | 旅行会 | 未定 |
11月 | 寮祭 | 誠之舎 |
3月 | 送別会 | 誠之舎食堂 |